冬型の気圧配置が半日だけ緩んだタイミングで雪の安達太良山へ出かけました。
安達太良山はグリーンシーズンこそ子供でも気軽に登れるフレンドリーな山ですが、冬は全く別の顔を見せます。
この日もかなりの強風で、常時15 m/sオーバー、稜線ではその1.5倍にもなる風が吹き荒れていました。
雪山登山者にとって強すぎる風は一番の敵ですが、
ときに、とても綺麗で面白い芸術作品を披露してくれます♪
風で磨かれたダケカンバの滑らかな幹
ふつうとは逆で凸状に浮き出た足跡
登っている途中はあんなに深かった雪も、山頂にはほとんど積もっていませんね。
山頂直下には風の悪戯。
乳首山頂にあるはずの看板が飛ばされてきていました。
稜線の風の通り道には、大きな白い鳥が羽を休めているようでした。
山頂からの下り道、ザクザクと小気味良い音を鳴らす足元には、、、
風が創る芸術ですね。
風の芸術を観に、雪の安達太良に出かけてみませんか?
※ 3月下旬までの安達太良山は「本格的な雪山」です。
きちんとした装備と計画を持って入山してください。
雪山初心者〜中級者は、「山岳ガイド」や経験豊富な仲間とともに一緒に安全な登山を楽しみましょう。
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