福島/栃木の県境にある三本槍岳は那須岳最高峰であり、うつくしま百名山にも選定されています。
山頂からの360°の眺望も素晴らしいのですが、この時期の見所といえばやはり シロヤシオ と シャクナゲでしょう。
5月30日、満開のシロヤシオとシャクナゲに会いに三本槍岳に出かけました。
那須岳はいくつもの登山道が整備されていて多様なルートでの山歩きが楽しめるのですが、今回はビギナーでも楽しめるマウントジーンズスキー場のゴンドラアクセスの往復コースを歩きました。
ゴンドラを降りると、早速、満開のシロヤシオが出迎えてくれました!
数あるツツジの仲間でも、純白で清廉なお花をつけるシロヤシオはとても美しいですね。
でも、シロヤシオが美しいのはお花だけではないですよ。
別名・ゴヨウツツジの由来にもなっている 5枚の葉っぱも素敵なんです♪
特に花が終わった後によく出る「縁取り」が可愛いですね。
愛子内親王のお印でもあるので「御用ツツジ」と思われる方もいらっしゃいます。
那須でゴヨウと言えば御用邸ですからね♪
五枚の葉っぱの「五葉ツツジ」が正解。
しばらく登っていくと、ハクサンシャクナゲの群落がいくつもあります。
朝日岳や茶臼岳を従えて誇らしげに咲いていますね。
白っぽい花から濃いピンクの花まで、色とりどりのシャクナゲが楽しめました。
ゴンドラ駅から山頂までは2時間半ほどの道のり。
風の通り道やちょっとしたガレ場はあるものの、全体的に道幅も広くよく整備されている登山道なのでとても登りやすいルートです。
山頂の道標は昼寝中でしたが、山頂からは会津や那須の眺望を楽しめました♪
ときに、下郷の方を見下ろして雲の通り道になっているところが大峠で、
5代将軍・綱吉公の時代に整備された会津中街道の峠道です。
会津中街道は、会津のお殿様が参勤交代で通っていたという旧街道で会津から氏家までを結んでいました。
最近人気の三斗小屋温泉も実はその宿場のひとつ。
随分山奥を通っていたのだと、感心させられますね。
下山後は、那須湯本の「鹿の湯」での入浴がオススメ。
千三百年の歴史がある温泉で、泉温の違う6つの浴槽での湯治を体験できます。
福島に戻る際には白河ラーメンのご褒美が定番ですが、
今回は下山も早かったのでご褒美スイーツを⭐️
白河の南湖公園の名物「南湖だんご」
公園内に何軒かのお団子屋さんがあるのですが、今回は「花月」さんをチョイス。
歯切れのよい小さめの団子と甘辛のみたらし&こしあんが無限ループへと誘います 笑
登山後のスイーツ、やめられませんよね〜
また、ご紹介のマウントジーンズでは期間限定でナイトゴンドラを運行するとのこと。
星空の観察やシロヤシオのライトアップなど、登山とは違った楽しみもできそうですね。
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