10月27日、飯豊連峰南東端に連なる地蔵山から五段山のミニ縦走を楽しみました。川入・桑ノ沢川駐車場から25分林道を歩き、登山道に入る。沢を何本か越えて尾根にのると周囲はブナなどの紅葉が見ごろで、撮影しながら登る。登るにつれて、ブナは葉を落として秋が深まってゆくようだ。横峰に到着して、急坂から解放される。ここからは穏やかな登りで、地蔵山到着。一気に、展望が広がり三国岳から飯豊本山までの主稜線が近い。稜線は既に秋色は消え、モノクロに近い色合い。飯豊本山だけ雪がマダラに見られ、例年よりも雪は遅れているように思える。遠く朝日連峰から月山、蔵王連峰、栂峰から飯森山、吾妻連峰、磐梯山、会津盆地は雲海に埋まっていた。
福島・山形県境の稜線は、刈り払われた快適な道。地蔵山から牛岩ヶ山を経て五段山までは、展望を楽しみながらの瞬く間だった。五段山からの下りでは、再び紅葉の赤や黄色に包まれ、撮影を楽しみながら下った。川入切合登山口からはトンネル歩きで県境を越え、舗装された林道を30分歩いて駐車場まで戻った。
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