3月31日(日) 白河の関山の山開きに参加してきました。
関山(せきさん)は白河市の南東に位置する標高619mの山で、松尾芭蕉が白河関跡を訪れた後に登ったといわれ、頂上部には730年に行基が開き、源義経が戦勝祈願をしたといわれる「満願寺」が建っています。
この朝は福島から二本松までは降雪があり、白河は雨というあいにくのお天気となりました。朝8時よりほほえみシンガーソングライター Laughさんのミニライブ♪、タレント なすびさんのトーク、記念式典が行われ、老若男女800人を超える方々が山頂を目指し歩き出しました。
関山登山口より登り始めます。瀧不動からは「烏天狗の道」と名付けられた沢沿いの登山道を登っていきます。歩き出してしばらくすると雨も止み、草木は雨に洗われて清々しい登山となりました。少し急なところには階段やロープがつけられているので、小さなお子さん、おじいちゃん、おばあちゃんも、登ることができました。1時間ちょっとで山頂に到着しました。
山頂部の満願寺では護摩祈祷が行われ、各地から集まった頭襟、結袈裟、引敷をつけた修験者がほら貝を吹いていました。登頂者には大きな存在感のある手作りの「護摩祈祷焼印記念木守り札」が渡されました。
山頂からは権太倉山、大戸岳、小野岳、二岐山、小白森山、大白森山、甲子山まではきれいに見え、那須連邦の山頂部にのみ雲がかかっていました。ここのところの降雪で山は真っ白で神々しかったです。
そして、地元のご婦人たちお手製の具だくさんの「豚汁!」をいただきました。とても美味しく、身体もあたたまりました。ご馳走さまでした。
山頂には参加者と一緒になすびさんも登ってこられて、登山者と握手やサイン、記念撮影などに応じられていました。
関山下山後に車で移動し「南湖公園」「南湖森林公園」に立ち寄り、ハイキングをしました。南湖公園は12代白川藩主、松平定信が「士民共楽(武士だけでなく庶民も共に楽しむ)」という理念のもとにつくった公園で、日本最古の公園と考えられています。南湖森林公園はハイキング道が整備されていて、アップダウンもさほどないので、家族連れ、登山初心者にもおすすめです。今日はかわいらしいピンクの花、ショウジョウバカマが花盛りでした。もう少しするとカタクリが咲きます。南湖神社のしだれ桜もつぼみが大きく膨らんでいました。まもなく、福島もあちらこちらで花が咲く、百花繚乱のシーズン開幕です!
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