日本海側の低気圧などの影響で昨日は福島市でも雪が降り、吾妻山の「雪うさぎ」もすっかり姿を隠してしまいました。雨もちらつき肌寒い日でしたが、弁天山から花見山まで歩いてきました。
*花見山周辺は3月30日~4月21日、交通渋滞緩和のために交通規制が実施されています。特にお車でお越しの方は「こらんしょふくしま」を検索し、事前に情報を入手しましょう。
登山道にはたくさんのシュンラン(春蘭)が咲いていたり、つぼみだったり、まだまだ花芽がでていなかったり。弁天山から花見山はシュンランが多いですね。
十万劫山へ行く道との分岐を花見山の方におります。あちこちの斜面が花で染まってきています。
ニュースでは「花見山の桜は二分咲き」とのことでしたが、花見山にはたくさんの種類の桜、他の花が植えられているので、今日もたくさんの花が咲いていました。花見山公園の入り口には「ふくしま花案内人」の皆さんが本日の開花情報を貼り出してくださっていました。本日満開の桜は東海林桜、彼岸桜、安行桜、十月桜(10月よりもたくさんの花!)、色の濃いオカメ桜!本日満開の黄色い花はレンギョウ、山茱萸(サンシュユ)、そして見事に咲いていた満満開だったのが、淡い黄色の日向水木(ヒュウガミズキ)でした! 山全体がピンクに染まるまではあと4~5日かかるかもしれませんが、これから毎日「花見山」は少しずつ表情が変わりたくさんの人を喜ばせることでしょう。
こごえるほど寒い中、公園入口では若いお兄さん、お姉さんが「桜や花桃、椿などの花木」を来園者にプレゼントしていました。おうちに帰っても花見山のことを思い出して幸せな気持ちになれますね!福島周辺の観光案内もされていました。
花見山を開放してくださった阿部家のみなさま、整備にあたられ「福島の宝の山」に育ててくださった方々に深く感謝いたします。
本日は弁天山から花見山まで歩きましたが、十万劫山へ登り茶屋沼までおりるコースもおすすめです。
下山後には、とうほう・みんなの文化センター(福島文化センター)で開催中(4月14日まで)の 齋 正機 の世界展 ~ふくしまものがたり~ を訪れることを強くおすすめします。福島出身の齋さんの初めての大規模な回顧展で、今の画風に至るまでの高校生の時の油絵から、飯坂電車などの「鉄道シリーズ」、可愛くてほっこりする「子供シリーズ」、故郷福島への思いを描いた大作など100点を超える作品が展示されています。寒い日にも心が温まる、または熱くなります。とうほう・みんなの文化センターは桜の名所もある信夫山の麓にありますので、信夫山のお花見と合わせて訪れるのもよいかもしれません。
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