吾妻・一切経山 長雨続きだった8月、久し振りに訪れた一切経山は、いつもまにか秋の気配に覆われていました。朝は市内から吾妻から安達太良まで見えましたが、浄土平出発の10時頃は霧が山を覆っていました。 歩き始めると、浄土平はすっかり秋色で湿原は茶色、わずかにエゾオヤマリンドウが青紫色を放っていました。酸ヶ平まで登ると、急に紅葉が色めき出したように感じた。 空が少し明るくなったばかりでなく、ナナカマドやミネザクラの紅葉が目立つようになったからでしょうか。稜線では冷たく強い風に抗するように一気に山頂を通り過ぎて、魔女の瞳の見える北側に向かった。ときどき霧が流れ、その間に濃い緑色をした湖面が見られた。あまりの寒さに、早々に山頂を辞して、酸ヶ平小屋を目指して...22Sep2017山の案内人ブログ