磐梯山 冬の日失敗談今だから話せることがある。厳冬期に山頂を目指しながら何度撤退したことか……これからの登山者のために、冬の磐梯山での体験を記してみた。瞬間移動曇り空のある日、わたしたちは強風の赤埴山を通過し標高1,350mの沼ノ平付近にいた。北西の季節風が相変わらず強い。同行者がブルブル震え寒いと言う。わたしは立ち止まりグローブのレイヤリングを促した。その時だった、体重60kgの彼がわたしにぶつかってきた。約2mだがヒトが飛ぶのを初めて見た。ボウル状になった地形では風が渦巻き反対方向からの突風が起きる。見えぬ物の怖さを感じた。昼食の楽しみその日は晴れていたが、寒かった。11時頃に水を飲もうとペットボトルを開けた。 何かおかしい。見ている間にメリメリと...24Nov2017山の案内人ブログ
晩秋と初冬の「すきま」(霊山)会津地方の平野部でも初雪になった11月16日に、伊達市と相馬市の市境にある霊山に登りました。福島県は大きく分けて、会津、中通り、浜通りの3つの地方からなりますが、言葉や風土も違えば、気候もかなり異なっています。特に気候は、3つの地方を分ける奥羽山脈や阿武隈高地を境に全くお天気が異なるという面白い地域です。たとえ会津地方が雪でも、中通りや浜通りは というと、、、16Nov2017山の案内人ブログ
立冬の高旗山立冬らしからぬ陽気に誘われて、郡山市の高旗山(標高968 m)へ出かけました。お隣の額取山や大将旗山と同じく源義家ゆかりの名が付いている山で、奥州征伐の際に山頂に軍旗を高く掲げたのが名前の由来だと伝わっています。林道 日山源田線の標高760 m付近にある登山口の駐車スペースに車を駐めて登山スタート。 山頂にある宇奈己呂和気神社(うなころわけじんじゃ)の登拝道を登っていきます。07Nov2017山の案内人ブログ